事業報告書の書き方(一般貨物自動車運送事業)


【350社実績行政書士による一般貨物自動車運送事業解説】毎年決算後100日以内に提出する必要がある事業報告書。めんどくさいですよね。書き方を詳しく解説します。エクセル様式ダウンロードも!!

事業報告書とは

貨物自動車運送事業報告規則で規定されており、

毎事業年度の経過後100 日以内までについて決算状況(運送売上や経費)を報告しなければなりません。

(ちなみに監査で違反とされた場合は初回10日車、再違反30日車です。(H24.6.22現在))

1部提出ですので、2部持って行って1部を控えとしてもらいましょう。

事業報告書の書き方・記入例

行政書士に依頼する場合はとりあえず

・確定申告書の束1冊

・従業員全員の人数と運転者の人数のメモ

・もし決算書に燃料費の項目がない場合はその数字もメモ

を渡せば大体作ってくれるはずです。

白紙のPDFの様式ダウンロードはこちらをクリックしてください。

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これを下記のようなルールで埋めてください。

ここで紹介しているのは一般貨物自動車運送事業の売り上げが会社の100%売り上げの会社のみです。

倉庫業や不動産業、葬祭業などその他事業を兼業している会社様は非常に複雑になってきますので、その場合はご依頼ください。

事業報告書 1枚目 表紙

事業報告書 2枚目 事業概況報告書

ここは株主構成や役員構成をそのまま書いてください。

経営している事業については売上ベースでそのまま書けばよいです。

従事している従業員の人数については、完全に部門で別れているのであればそのまま事業ごとに記載してください。

ひとりの人がいくつもの部門を兼任している場合は、その割合で適当に案分してください。

事業報告書 3枚目 一般貨物自動車運送事業損益明細表

これが一番大事な(と私は思っています)帳票です。

一般貨物の実運送だけ行っている場合は素直にそのまま決算書を転記すればよいでしょう。

たまに決算書に「燃料費」の項目が記載されていない場合がありますので、その場合は燃料費だけはちゃんと抜粋して記載してください。

利用運送分は「運送収入」の「その他」に記載してください。

運送事業に付帯する事業で売り上げが立つ場合は「運送雑収」に記載してください。

施設賦課税は重量税、自動車税、自動車取得税等のトラックに係る税金です。

人件費の注1のカッコ内はそれほど気にすることなく左と同じ数字でよいでしょう。

運送費の「その他」の注2のカッコ内は外注費を記載します。

もちろんこの注2のカッコ内が記入されるということは利用運送の認可を持っているということになりますね。利用運送をお持ちでないお客様はこちらは空欄のはずです。

利用運送をできるようにしたい!という方はお問い合わせください。

大きくキレイな文字を見るためには下記のPDFをダウンロードしてください。

→書き方見本PDF


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事業報告書 4枚目 一般貨物自動車運送事業人件費明細書

これもそれほど気にすることなくそのまま記載すればよいでしょう。

事務員さんの給料などは一般管理費の方です。

運送部門専門で運転者以外の人がいれば、「運送費」の「その他」に記載してください。

事業報告書 5枚目 財務諸表:損益計算書

これも一般貨物自動車運送事業だけやっている会社様はそのまま素直に決算書を転記してください。

運送事業以外の仕事を行っている場合は、それぞれの売り上げと経費、営業利益を記載してください。営業外損益以下は会社全体の数字を記載すれば大丈夫です。

事業報告書 6枚目 貸借対照表

これは決算書のものをそのままコピーして添付でも大丈夫ですs。

そうでなければ決算書のものをそのまま同じ内容で転記してください。

その際、項目がない場合は修正テープなどで既存の項目を消して、その欄を使っていただいた構いません。

御社の決算書の項目に見本にあるものがない場合、見本の項目はなにも書かなければそれで大丈夫です(わざわざ項目を修正テープで消したりしなくて大丈夫です)。

事業報告書 7枚目 注記表

これも決算書の注記表に項目があるものについてのみ、そのまま転記してください。

1株当たり情報に関する注記での、純資産額や当期純利益は計算すれば出ますが注記表になければ記載しなくとも大丈夫です。発行済株式の数なども同様です。

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以上の解説でおわかりになりましたでしょうか。

頑張って作成してみてください!

挑戦してもめんどくさくなって、「1年に1度なら専門家に頼んだ方が楽!」という方は是非ご依頼ください。

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