役員法令試験当日の持ち物や流れについての不安にお答えします
試験なんて久しぶりでただでさえ緊張しますよね。
そしてはじめての試験でたくさんの疑問・不安があると思います。
駐車場はあるの?受付開始時間までの待機場所?会場付近に飲み物は売っている?会場の雰囲気は?試験開始までの流れは?筆記用具は鉛筆でもいいの?試験直前までテキスト見ていても大丈夫?
事前に雰囲気がわかるだけでも全然安心感が増すと思うので、この記事では関東運輸局を例にして、全て解説します。
会場建物について
関東運輸局はみなとみらい線馬車道駅直結です。
駐車場はありますが案内には公共交通機関で来るよう記載があるので電車、もしくは近くのコインパーキングにとめてから来ましょう。
馬車道駅は関内という横浜最大の繁華街のすぐ近くですからコインパーキングはたくさんあるので安心してください。
試験の実施場所は横浜市合同庁舎です。
こんなレトロな雰囲気の庁舎です。上を見ると超高層ビルです。
駅から一番近いので迷うことは無いでしょう。
会場建物内
駐車場と反対側の入り口入ったロビーにはたくさんベンチが並んでいるので、入場時間まではそこで座っていましょう。
当日は試験を受ける人が同じように座っていて、テキストを開いているので「あ、同じ試験受ける仲間だ」って思うはずです。
別に入試ではないのでライバルと思う必要はありません。
8割取れば全員合格するのですから将来の同業者仲間と思うと気楽になるでしょう。
早く着きすぎてしまった方は喫茶店でお茶しているとよいと思います。
なぜかこんなレトロな雰囲気の喫茶店が建物入ってすぐ左にあります。
料金も良心的です。クリームソーダ480円!
軽食もあるので戦の前の腹ごしらえにいかがですか?ハヤシライスサラダ付き690円。
または地下1階には売店があります。
パンや飲み物が売っています。
受付時間が来ると係の人が「法令試験受験の方、お入り下さい」と声掛けてくれるので、入口の警備員さんに入館証を預かって入管してください。
入館証を預かる時は別になにか書類を書くことはなく、そのまま「法令試験受けに来ました」と言えば簡単にもらえます。
今回は1階左側の第1会議室が試験会場でした。
14:15から入場時間でしたが、少し早く14:05から開場してくれました。
試験会場
アルコール消毒をしてから入室し、右側の受付で受験票を渡して、座席の位置を記載した紙をもらって席に移動します。
受付では本人確認の運転免許証は提示せず、あとで提示します。
会場内はこんな雰囲気です。
時計は前方の壁にかかっているので腕時計を忘れても心配ありません。
また、試験の残り10分のときは試験官が「残り10分です」と教えてくれます。
会場には試験官が1人。関東運輸局貨物課の人が担当します。受付も同様、1人部屋の後方の入り口付近、計2名体制で実施されます。
当日は35席のうち、受験者が32人、3人欠席。そのうち女性は2名、まだまだ圧倒的男性社会なことがわかります。
座席に座ると条文集が置かれています。
バインダに貼られている番号は自分の受験番号です。
条文集を開くと「書き込みしないでください」「不正行為が見受けられた場合試験結果が無効になる場合があります」と記載があります。
試験前の解説
14:30、試験についての案内が始まります。(試験開始は14:50。当然毎回同じではありませんのでご自身の時間で行ってくださいね)
試験官から
- 試験を開始する前に本人確認を行います。
コロナ対策のために後ろのドアは半分開けておきますことご了承ください。
本会場は飲食禁止です。
14:32~14:40
本人確認が始まります。机の上に運転免許証を置いておきましょう。
係の1名が全員分の運転免許証で本人確認に回ります。本人確認が終わったら運転免許証は締まって大丈夫です。
14:38から試験にあたって簡単な解説が始まります。
試験官から
- 試験時間は14:50からです。
時間は前方の壁掛け時計を基準に管理します。
条文集と筆記用具以外はしまってください。
携帯電話は電源オフにしてください。
これから問題を配るので、試験開始まで裏返しにしておいてください。
試験開始まで10分以上あるので、まだ試験テキストを直前まで見ていてもなにも言われません。
14:44 当日の試験問題が配り終わりました。
試験開始されてからの注意点の解説が始まります。
試験官から
- 受検者番号、受検者名を間違いなく必ず記載してください。
回答はボールペンでも鉛筆でもどちらでも大丈夫です。ボールペンの場合、訂正する場合は二重線をしてください。鉛筆の場合は消しゴムで消してください。回答がはっきりとわかるように記載、修正してください。
印刷ミスや落丁があったら言ってください。
条文集は書き込みしないでください。
カンニング等の不正行為は発見次第試験無効になります。
本日の試験問題をどこかにメモして持って帰ることはできません。そのようなメモがあったら回収させていただきます。
受検は2回までです。
試験問題を裏返しのまま枚数を数えてください。7枚ありますか?
それでは試験開始まで少しお待ちください。
試験開始~終了
14:50試験が開始されました。
15:30 試験終了10分前の案内
15:40 試験終了
試験終了後の案内
試験終了後に今後の案内がなされます。
試験官から
- 約1週間後に合否の通知が郵送されます。2週間経っても届かなかったらご連絡ください。
さきほど預かった試験通知書に合格または不合格のハンコを押して送ります。
1回不合格の方は不合格通知と一緒に次回の試験日の案内をします。2回不合格の方は不合格通知書と取り下げの案内を一緒に送ります。取り下げをするのが普通ですが、放置していると却下処分となります。取り下げの場合は提出された申請書を返却しますが、却下の場合は申請書を返却できません。
合格基準は8割24問以上正解となります。
受検者の点数についてはお答えできません。
合格した会社はその後本格的な審査に進みます。
補正の連絡は随時致します。行政書士に依頼している方は、行政書士に連絡を入れます。
許可が下りるのは申請してから4~5か月+補正対応期間となります。不合格の方は、試験が遅れた分(約2か月)が補正対応期間と同等として遅くなります。
(運輸局から補正指示が来たらすぐ対応しなければ、それだけの日数が許可下りるまで遅くなるということです)
4~5か月の起算日は法令試験合格日でなく、申請日です。 - 4~5か月はあくまで標準処理期間であり、混雑状況などによって延びることもあります。
- 試験お疲れさまでした。
これで解散です。
試験を実際受けての感想
周囲の人のページをめくる音やえんぴつで書くカツカツという音が気になると思いましたが、全く気になりませんでした。
法令試験の勉強が不安な方へ
勉強なんてマジメにしたことない
この年になって勉強なんて久しぶりでどうしていいかわからない
法律なんて読んだことなくてどうやって勉強すればいいかわからない
運行管理者は持ってるけど役員法令試験は試験問題が意地悪で対策がしづらい・・・
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番外編
地下の売店になぜか日本酒が豊富に販売されていました。ここで誰が買うのでしょう・・・?
日本酒好きの方はぜひ試験後に足を延ばしてみれば?