適正化実施機関の巡回指導結果「E判定」とは?運送業専門行政書士が解説します。

公開日:2019年10月31日 / 更新日:2019年11月4日

2019年11月1日より、巡回指導でE判定を受けると3カ月間は認可申請ができなくなり、1年間は増車が認可事項となります。実際何個のNGがあるとE判定になるのか知りたい方は必見です。

巡回指導のE判定とは?

運送業専門行政書士鈴木隆広■この記事を書いた人:運送業専門行政書士「行政書士鈴木隆広」 神奈川運輸支局前、一般貨物自動車運送事業一筋10年の行政書士。平成30年1月には業界初の本格的運送業手続き専門書籍「貨物自動車運送事業 書式全書」が日本法令から出版される。【住所:神奈川県横浜市都筑区池辺町3620】

トラック協会適正化実施機関の巡回指導の結果

地域によってまちまちですが、大体2~3年に一度、適正化実施機関の担当者が巡回指導に来ます。
2019年現在、38項目をチェックしますが、その合格項目数によってランクを記録します。

ランクはA~Eの5段階があります。A~Eの判断基準を以下に解説します。

★巡回指導合格項目数によるランク判別方法 巡回指導で合格をもらった項目数を全項目数(38項目)で 割った数で判断する。 たとえば、30項目OK(=8項目NG)の場合、30÷38= 約78.9%。以下の表で見るとC判定となります。 ・90%以上適正   → A (9割=35項目) NG3つまで ・80%~90%未満 → B (8割=31項目) NG7つまで ・70%~80%未満 → C (7割=27項目) NG11個まで ・60%~70%未満 → D (6割=23項目) NG15個まで ・60%未満      → E NGが16個以上(OKが22個以下)

当然、上から順番にコンプライアンスを遵守している事業者となります。
ほとんど満点だとAランクになることができます。
合格数が60%未満、すなわち22個以下の場合はE判定となってしまいます。

また、重要項目と指定されているものが1個でもNGだと1ランク下がります。
北海道と神奈川を比べる限りでは、重要項目と指定されている項目が異なっているので、各事業者の管轄の重要項目を確認して、そこは確実に問題なしの状態にしておきましょう。

巡回指導でE判定を受けると3カ月間は認可申請ができなくなり、1年間は増車が認可事項となり、身動きが取りづらくなってしまいます。

また、E判定だと適正化実施機関が運輸支局に通報し、本監査となってしまう場合もあります。

なんとしても巡回指導でE判定は免れましょう!!

 

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