電子車検証の読み取り方、実績ありオススメICレコーダーの紹介、電子車検証アプリの紹介|QRコード

公開日:2023年4月28日
電子車検証アプリとICレコーダー

電子車検証アプリとICレコーダー

電子車検証になって所有者欄が無いし、備考欄もないので緩和や牽引設定もわからなくて困りますよね。
もしかしたらそのうち自動車検査証記録事項も発行されなくなるという予定になっていますし。
そうなる前に電子車検証を自社で読み取れるようにしておきましょう。
とは言え、どんな設備を整えればいいのかわかりませんよね?実績あるセットを自動車登録業務を毎日しているご紹介します。

電子車検証の読み取りにはICリーダーが必要

車検証に記載されているQRコードを読み取れば車検証の情報が読み取れると期待するのですが実はそうはいきません。

一部の情報はQRコードで読めますが大事なところはQRコードには埋め込まれていません。

すべての情報はサーバー上にあり、その情報を見るためには車検証アプリとICリーダーが必要です。一部ICタグに入っていますが今の世の中ネットにつながらないなんてことはないのでそれについては解説を割愛します。

NFC機能がついているスマホであれば直接アプリから見ることができます。

車検証の裏に左側にシールのようなものが貼ってあります。これがICタグです。

電子車検証の裏面ICタグ

電子車検証の裏面ICタグ

このICタグの部分をICリーダーにこのように当てると読み取ることができます。

ICタグをICリーダーで読み取る様子

ICタグをICリーダーで読み取る様子

このICリーダー、どれでも良いというわけではありません。

国交省が推奨機器をたくさん示していますが、実績がある機種がわかると安心ですよね。

当事務所ではソニーの「非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi RC-S300」を使用しています。

価格も3000円ほどでお手頃です。

使い勝手も悪くないです。USBに接続して、電子車検証アプリを立ち上げればほとんどなんの迷いもなく使うことができます。

電子車検証アプリで自動車検査証記録事項の詳細内容が表示できます

電子車検証アプリは国交省電子車検証アプリサイトからダウンロードしてください。

電子車検証アプリを起動するとこのような画面が表示されます。

左上の「読取開始」ボタンを押します。

セキュリティコード入力画面が表示されるので車検証の以下の箇所の数字を入力してから「次へ」ボタンを押します。

セキュリティコードが正しければ「車検証読取」画面に進みます。

この図のようにICリーダーに電子車検証を下向きにに載せてください。1秒もかからずに読み取られます。

ICタグをICリーダーで読み取る様子

ICタグをICリーダーで読み取る様子

すると「車検証読取完了」画面に進むので、「完了」ボタンを押します。

車検証の全情報が表示されます。

右上の「個別ダウンロード」から「車検証記録事項PDFを出力」をクリックすると、自動車検査証記録事項がPDFでダウンロードされます。

ダウンロード場所がわからない場合は「ダウンロード」フォルダの最新のものがそれです。ファイル名に登録ナンバーが書いてあるので迷わず探せると思います。

ダウンロードした自動車検査証記録事項PDFを開くと、見慣れた自動車検査証記録事項と同じものが表示されます。これを印刷すれば自動車検査証記録事項となります。

まとめ

スマホでQRコードで中身が読み取れれば楽だったのですが残念ながら、電子車検証アプリでICタグを読まなければ車検証の中身は読むことができません。

ICリーダーは実績あるものを使うのが安心ですよね。

ソニーの「非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi RC-S300」は実績があります。アマゾンだとコチラから購入ができます。