日本郵便の平日のみ配達はレターパックも対象なの?

公開日:2018年11月23日

日本郵便が手紙の配達を平日のみにするといった制度改正を総務省に要望しました。
9月にも大手「福山通運」が日曜の集荷と配達を取りやめるというニュースが業界に衝撃を与えました。

原因は周知の通り、ドライバーの人材不足です。
私のお客様もほとんど例外なく、口を開ければ「求人広告出しても全然人が来ない・・・」と言います。
おととしくらいまでは、それでも減車まで行くことはなかったのですが、今年は実際に複数台レベルで減車する事業者も多いです。

「仕事はある。ドライバーさえいれば利益も上がるのに・・・」

それが今の運送会社の切実な悩みです。

そんな背景の中、日本郵便も手紙の土曜配達をやめることにしました。
木曜日に出した郵便物は月曜日になるので、かなり影響があります。

さて、そこで、速達・書留・レターパックなども土曜日配達がなくなるのか?という疑問が湧きます。
以下のサービスは別料金をとっているので、従来通り土曜日も配達を続けるということです。
土曜配達がなくなるのは、普通郵便だけです。

土曜日も配達される郵便サービス

  • ・速達
  • ・配達時間帯指定郵便
  • ・書留
  • ・代金引換
  • ・配達日指定郵便
  • ・電子郵便(レタックス)
  • ・レターパックプラス、レターパックライト
  • ・ゆうパック
  • ・ゆうパケット

今年の中頃、普通郵便が出したものも受け取るものも、1週間ほどかかった時期がしばらく続きました。
1通だけでなく、全てのものがです。
それ以降、私のところではLP360やLP510を使うことがものすごく増えました。
日本郵便の仕事の質の悪さから、日本郵便の利益に多大な貢献をするようになってしまいました。
日本郵便がレターパックの売り上げを上げるために、わざと普通郵便のスピードを遅くしたのではないか?と思うこともあります。
私などは、まんまとしてやられたわけです。
それまでほとんど使っていなかったレターパックを、月間30通以上使うようになっています。
やはり、低料金より、お客様に送るものは、少しお金がかかったとしても信頼とスピードのある手段を選びたいですからね。

これからお歳暮から年賀状と、日本郵便は繁忙期を向かえます。
お歳暮は、他の宅配便会社も同じく超繁忙期なので、人材確保がさらに困難になるでしょう。

そんな状況の中、運賃が上がって、ドライバーの給与が上がってくれれば、業界の雰囲気もよくなるのでしょう。
このような大手の動きが、末端の事業者まで好影響を与えてくれるようになることを期待します。