貨物自動車運送事業書式全書は書式集じゃなくて超実務書!!

公開日:2023年2月9日
改訂版貨物自動車運送事業書式全書の表紙

改訂版貨物自動車運送事業書式全書

貨物自動車運送事業書式全書の内容

この本には私が10年間、全国いろいろな運輸局で申請した経験をもとに、文字にできる内容はすべて盛り込みました。

新規許可申請、営業所・車庫認可申請、増車届、減車届、合併認可、分割認可、譲渡譲受認可

霊柩での新規許可や条件解除なども網羅

監査巡回指導、弁明書、行政処分についても少し触れてます

第一種貨物利用運送事業の新規登録や変更届、変更登録

貨物軽自動車運送事業の各種手続き

全て私が多く体験した案件から、実務をやってないとわからないことや、実際にやってないと遭遇しないルールには載っていないやり方、ここは注意だよ!というところ、落とし穴になりそうなところ、実はこんなやり方やるとうまくできるという方法など盛り沢山に書きました。

また、最新のルールだけでなく過去の法令の変遷なども踏まえた背景も書けるだけ書きました。私の事務所には60年くらい前の申請書もあり、それらもひも解いてきました。もう亡くなってしまいましたがレジェンドと言っていい行政書士の大先輩からもたくさん昔のことを教えてもらいました。

そんないろいろな背景とおそらく全国有数の案件数と経験した管轄数の知見を可能な限りもり込んだのが本書です。

他の運送業のことを書いた本を読むと「この人は自分の管轄しか知らないんだな」とわかります。だから、私のような全国のことを知ってる人間が書く本には高い価値があると客観的に考えています。

中身を見たら書式なんてものでは収まらない!!

この本を買うのを迷っていた行政書士がいました。その人は運送業に詳しくなりたくて、この本の存在をAmazonで見つけたのですが、「書式全書」と書いてあるので「書式の穴埋めだけだったらつまらないな・・・」と本屋さんに行って現物を手に取り中身を見たそうです。

すると「この本は書式全書なんてものじゃない!中身が超濃い!!」って思って即買いしてくれたということです。

背景やエピソード、実務をやっていなければ出てこない注意点などが気に入ってくれたようです。

日本法令さんなのでタイトルが「書式全書」となってしまっていますが、この本はまったく書式集ではありません。名前の付け方間違えましたね(笑)

私もはじめ執筆の話が来たときに「書式の穴埋めだったらやりませんよ」と言いました。

で、「どうせやるなら、背景とか注意点とか実務超ポイントとか、文字にできることはすべて書くくらいじゃないとイヤです」と言ったらその通りになり、この本ができあがりました。

だってせっかく自分の名前が出るのに、手引きに毛が生えたくらいのものとか、公示通達の逐次解説じゃイヤですもの。

運送業をやる行政書士は大体買ってくれているので、その評判を直接聞けることがよくあります。

すると多くの人が「こんなところまで書いちゃっていいんですか?詳しすぎます!」と言います。

確かにここまで書いたら、穴埋めレベルでやってる行政書士は仕事が減ってしまう危機感を覚えます。でも、私は穴埋めでなく、書類にストーリーを込められるようでなければならないと思います。

許可が下りればハイ良かったね、ではなくて、そのあとどれくらいの台数まで増やすのか、とか、どこまで営業所を増やすのか、実際は何時間くらい運転するのか、など未来のこともヒアリングして可能か限りその未来に支障が無いように申請書を作っていきます。

だからこの書籍が出て、申し訳ないですけど困る人もいるでしょうが、そういう人は「更に上のレベルに行けばいい!」という思考になってもらえれば大丈夫だと思います。その方向はきっとお客様満足度UPとご自身の単価UPにつながると確信しています。そしてその道は私が責任もってちゃんとトラサポという器を用意してるので安心してください。

つまり、私自身も穴埋めの仕事はしていないから「こんなところまで書いてダイジョウブなんですよ」と言えるということです。

むしろ、どうせやるならちゃんとできる人を増やすためにこの本は書きました。だからちゃんとできる行政書士が増えて、私のライバルが増えてくれれば、私も更に高みに行けるという相乗効果があります。

そのためにトラサポを作ったわけですから。

ぜひこの本「貨物自動車運送事業書式全書」をお読みになって、一般貨物許認可の初級に足を踏み入れてください。そして更に100倍以上の力も持つ行政書士になりたい場合はぜひトラサポに加入することもご検討ください。