鈴木 隆広プロフィール
- 【肩書】行政書士鈴木事務所 所長、株式会社G Support 代表取締役、トラサポ 主宰
>> トラサポへの想い
- 【事務所連絡先】神奈川県横浜市都筑区池辺町3573-2-301
- 【生まれ】昭和50年7月(神奈川県横浜市で生まれる)
- 【出身校】私立栄光学園高等学校、東京工業大学工学部社会工学科卒業
- 【資格】UMLブロンズレベル技術者、ソフトウェア開発技術者、Sun Certified Programmer for the Java 2 Platform 1.4、行政書士取得(平成18年度受験)、コトハナセミナーベーシックコース修了、コトハナセミナーマネジメントコース修了、実用英語検定2級、産業カウンセラー、運送業適性診断第一種カウンセラー資格、運行管理者第一種講師資格
- 【経歴】
- <平成12年>
某IT会社入社
金融、証券、通信系のノンストップシステムの開発、テスト、性能改善等の業務に従事
<平成17年>
行政書士試験不合格。
11月から県内行政書士事務所にて勤務開始。
毎日のように風俗営業許可申請に従事。
2次元CADソフトを使う。
<平成18年>
行政書士試験合格
<平成19年4月>
行政書士事務所を退職。自宅にて開業
<平成19年12月>
縁あって現在の事務所(神奈川運輸支局前)に移転
<平成21年>
社団法人横浜青年会議所に入会
<平成24年>
行政書士会緑支部副支部長就任(任期2年)
<平成26年>
一般社団法人横浜青年会議所理事就任(1年任期)
<平成27年>
一般社団法人横浜青年会議所卒業
公益社団法人日本青年会議所サマーコンファレンス運営委員会に出向。日本全国を飛び回り日本全国に友人ができました。
<平成30年>
1月に初の著書「貨物自動車運送事業書式全集」を日本法令より出版
4月に全国運送業専門行政書士集団「トラサポ」を設立
- <令和3年>
- 7月に「改訂版 貨物自動車運送事業書式全集」を日本法令より出版
- <令和5年> 産業カウンセラー資格取得、運送業適性診断第一種カウンセラー資格、運行管理者第一種講師資格
※生年月日は削除しています
まずは所長のご経歴と開業の経緯を教えてください。
神奈川県横浜市に生まれ、大学を出るまでずっと横浜で生まれ育ちました。大学は理系の工業大学で、はじめての就職はSEでした。プログラマーから始まり、設計をやり、最終的には性能検査・改善を中心とした業務に携わっていました。しかし、5年半くらいしたところで、何百人のプロジェクトの1人であると本当にごく一部しか関われないことに満足感を得られなくなり、「自分でやりたいことをやるためには独立するしかない」という今思うとかなり安易な発想で会社を辞めました。
そこで、出会ったのが少ない資金でも独立でき、特別な経験がなくても資格が取得できるという行政書士でした。しかも、開業本では平均年収500万円と書いてあったと思います。それくらいあれば生活できるだろう、と。その選択も今思うとかなり安易でした(笑)。平成19年から独立開業して、なんの因果か、今の事務所を引き継ぐこととなりました。平成19年から神奈川運輸支局目の前で一般貨物自動車運送事業許認可と自動車登録・車庫証明をメインに自動車関係業務専門で続けることができています。
そんな鈴木さんが、お客様とのやりとりで大切にしていることはなんですか?
うちの事務所が最も大切にしていることは「お客様の安心」です。開業して8年ほど経って、改めて事務所の理念を考えたときに結局行きついたのはそこでした。お客様が求めているものは、スピードや値段の安さなどがあると思いますが、もっと根本的には“確実な手続き”です。
それを掘り下げると、要するに“安心”を求めているのだと思います。なぜ、安心を求めるかというと平和に楽しく暮らしたいからなんだと思うんですね。だから、そこまで掘り下げたあとに、じゃぁ平和に暮らすということは笑顔が必要だよね、ということでうちの事務所では来てくださったお客様が帰りの扉を開けるときに、入ってきたときよりほんの少しでも“笑顔”で帰ってくださるように、明るい雰囲気を作り、お客様とそのような関係を作れるようにしています。
事務所のカフェ風の壁紙
事務所壁のマスコット人形
事務所内観
お客様や自動車会議所の人たちがうちの従業員の誕生日を祝ってくれたりしているのはとても嬉しいことです。しかし、それもこれもすべて“確実な書類作り”あってこそです。まずは「安心」、それを前提とした「笑顔」、そしてうちの事務所を出るときにはほんのちょっとハッピーになって帰ってくれたら「安心プラスアルファを提供できたかな」、とうれしく思っています。
ほかにも、行政書士としてこころがけていることはなんですか??
行政書士は全国に約5万人ほどいますが、それぞれの専門は多岐にわたります。しかし、メインとされる業務は大体決まっています。私は誰でもできるというか多くの人がやっていて、「他の人がやればいいのではないか」という仕事をやるのがあまり好きではありません。思い起こせば、子供のことから、どんなに小さくても自分にしかできないことを探すのが好きでした。
だから、どの分野でも良いので第一人者になれるものを仕事にしたいと思っていました。貨物自動車運送事業は専門でやっている行政書士がものすごく少ないです。色々な出会いに恵まれて、貨物自動車運送事業を専門として仕事をできるようになったことは非常に幸運だと思っています。この分野であれば、行政書士界での第一人者をきっと目指せるという強い思いで日々仕事に取組み、関係法令や歴史に精通するべく調査をしています。
我々行政書士は、決して安くない報酬を得て、書類を作成します。完成した書類自体はシンプルなものです。きれいに完成した書類だけを見たら、「自分にもできるかもしれない」と思うかもしれません。しかし、そこまで整えるまでの情報処理が最も複雑であり、今のところは人工知能でも対応できない仕事ですし、余程の技術革命がなければなしえない領域だと思っています。そこに至る道を最短に、かつお客さんの負担と不安を最小限にするためには、非専門の人ではできない広範囲に関わる知識や経験の融合がバックグラウンドとしてなければ、決して望めるものではありません。貨物自動車運送事業の仕事であれば、知識だけでなくサービス面としても、日本で一番の専門家として最先端で居続けることを使命として取り組んでいますし、そうなることができるように、と心から思っています。
趣味はありますか??
ジョギングと筋トレと野菜作りです。
ほぼ毎日8km走って通っています。
ジョギング用愛シューズ
GPS付ランニングウォッチ:時速が測れて超便利!!
運動不足の状態から久しぶりに始めたので、最初はウォーキングから始めました。
毎日2kmくらい、週末5kmと続けて、3か月目くらいから週末10km、4カ月目から20km。
半年くらい経ったときには大和駅から小田原まで45kmを9時間かけて歩きました。
35km超えたくらいから足が棒になってきて来ましたが、夕方暗い中ペース落としながらもなんとか歩いて小田原に到着しました。
本当は日帰り温泉に入ってサッパリして帰ろうと思いましたが、時間が遅くなりもう営業していませんでした。。。
おなかも減ったのでラーメン屋さんに入りました。
食べ終わって帰ろうと思いましたが、立ち上がるのが辛い、、、、、、モモが全く力がはいらなかったので少し休んでから帰りました。
しかしそんな時期を経て半年経ったらちょっとずつ走れるようになりました。
シャワーがある事務所に引っ越し、汗をかいても大丈夫な環境になりました。
そして長年の構想だった「自宅から走って通う」を実行に移しました!
7kmを約40分(1kmあたり4~5~分)。真冬でも汗だくになります。でもシャワーがあるから大丈夫!!
令和4年12月30日には勝手に自宅から埼玉県大宮駅まで片道50kmの往復100kmマラソンを敢行しました。朝5時に出発し、大宮駅には11時半頃到着。しかし、帰りに時間がかかり、残り15kmの自由が丘で終電に乗るかどうかを迫られましたがなんとか維持で自宅までたどり着きました。到着時刻午前2時半。走行時間18時間。当然翌日はバキバキで動けませんでした。
翌1月4日には箱根駅伝でまた刺激され、自宅から小田原まで63kmの旅に出ました。しかし、100kmの疲労が残っていたせいか30km時点でほとんど走れなくなりました。そこからはマタズレで一歩ずつ走る激痛を我慢しながらなんとか小田原駅まで63km走破しました。もう本当にボロボロになりました。
そして事務所の1部屋にはジムを作りました。
事務所内ジム:バーベルセット
本気のバーベルセットですよね(笑)。
自宅では約4坪の畑で自分の子供のような野菜たちを育てています。
自宅の畑にて
これも長年の野望をやっと実現しました。
毎朝、野菜たちの調子を確認します。余計な芽やツルが出てたら除去します。たまに追肥します。
トマト、ナス、きゅうり、トウモロコシ、サツマイモ、バジル、パクチー、イチゴ、ミニチンゲン菜、ベビーリーフ、梨を育てています。今後はもっといろいろな野菜にチャレンジしていきたいと思っています。
鍬で開墾からはじめ、苦労しましたが、一応土作りからはじめてなんとか収穫もできています。
頭の中は3分の1野菜のことで埋め尽くされています(笑)。
令和4年にぶどうの苗を植えたところ、令和5年にはたくさんのぶどうが実りました。なんの世話をせずとも普通に甘くておいしかったです。
神奈川エリアについて、どのような印象をお持ちですか?
神奈川の中でも、私が生まれ育った横浜という地は本当に愛すべき街です。横浜は歴史的にもものすごく楽しいことがたくさんありますし、やはり港町であり、異国情緒溢れる新しいものを受け入れるという形跡が街のそこらぢゅうにちりばめられています。大人になり、横浜青年会議所で(理不尽な修練のもと(笑))結構頑張って活動したこともあり、いろいろなことを知る機会が増え、横浜はますます大好きな街になっています。山下ふ頭、大黒ふ頭、本牧ふ頭などの工業港湾が多いのも特徴の一つでしょう。
運送事業で言えば、海上コンテナのお客様も多くいらっしゃいます。港というのは普通に生きている人は一生中に入らないような場所であり、ちょっとミステリアスな区域でもあります。巨大なフォークリフトやガントリークレーンなどを見たり、港湾のことを知れば知るほどワクワクしてきます。横浜だけでなく、最近は県央地域も物流施設がどんどん建設され、そのスピードは目が回るほどです。しかし、そのような流れのおかげでいろいろなお客様のところに行けて、そのたびに新しい発見があり、とても楽しく仕事ができる地域です。
今後の展望を教えてください。
当事務所は幸いなことに、全国でも数少ない貨物自動車運送事業許認可を専門として、人を雇って経営ができている行政書士事務所です。ご紹介やホームページからの問い合わせのおかげで、新たな出会いに恵まれ、毎年仕事が増えています。14年間の中で、たくさんの実績とノウハウが当事務所には蓄積されてきました。そして、日本法令さんとの出会いにより、貨物自動車運送事業の書籍を発行する機会もいただきました。この書籍はきっと全国の行政書士が、ハードルが高いと敬遠されている一般貨物自動車運送事業許認可の仕事を受注する勇気を持つことに役立ち、全国の行政書士が運送事業者様とお付き合いするのに格段の威力を発揮すると確信しています。
これ以上、当事務所の事務所で仕事を増やしていくことももちろん大事ですが、あまりに増やしてしまうと品質がどうしても追いつきません。売り上げが上がったとしても、低いサービスの提供になってしまうのであれば、それは私の望むところではありません。しかし、実務自体を当事務所スタッフで行うのではなく、実務をできる行政書士を全国で増やせば、全体として何十倍、何百倍と運送業界の皆さまのお役に立てます。そのプラットフォームがトラサポです。そのために、当事務所自身が実務と情報の再先端に居続けると同時に、このトラサポでレベルの高い仲間と一緒に全国の多くの運送事業者様と書類手続きを飛び越えた別次元のWIN&WINの関係を築いていくことが私の夢であります。【トラサポの想いはこちら】
行政書士ズファイルの読者に向けて、ひと言メッセージをお願いします。
貨物自動車運送事業許認可ひとすじ16年。350社以上の運送事業者様とお付き合いをしてまいりました。許認可の書類だけでなく、運送事業のお客様の生の声も多く聞き、その風土や文化にも深く触れ、役所側ではなく、まだまだ精進の中ではありますが、運送事業者様の立場に寄り添って考える姿勢を常に意識しています。「営業ナンバーなら行政書士!」ということを目指して頑張って行きますので、ぜひとも、運送事業者の皆さま、行政書士の皆さま、深くお付き合いをさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします!大きく太くキラキラと輝くWIN&WINの輪を一緒に作っていきましょう!
今日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました。