行政書士File:福岡県の運送業許可は行政書士津留 ふたばにお任せください
- 行政書士File No.009
- 津留 ふたば
- 福岡県/九州全域
津留ふたば先生プロフィール
- 【肩書】行政書士ふたば法務事務所 代表
- 【事務所連絡先】福岡県八女郡広川町大字新代552番地3 電話0943-32-6330
- 【出身・在住】熊本県熊本市出身、福岡県広川町在住
- 【学歴】明治大学法学部法律学科、福岡大学法科大学院 卒業
- 【職歴】福岡大学法科大学院卒業後、福岡市内の交通事故専門の法律事務所に勤務。
法律事務所を退職後、同じく行政書士の夫と共に行政書士事務所を開業。
- 【趣味】カフェ巡り、窯元巡り、温泉旅行
- 【事務所HP】行政書士ふたば法務事務所
まずは所長のご経歴と開業の経緯を教えてください。
父の仕事の関係で、熊本市で生まれ、その後福岡県大牟田市、熊本県天草市で幼少期を過ごしました。中学3年から高校3年までの4年間は佐賀市で過ごし、大学の4年間は憧れの東京生活(笑)を送りました。その後、熊本市、福岡市に移るなど転々としました。
学生時代は弁護士を目指していたため、大学卒業後は福岡大学の法科大学院へ。しかし、あえなく新司法試験で挫折。行政書士資格は、法科大学院在学中に取得しました。
弁護士の道を断念した後は、福岡市にある法律事務所でパラリーガル(法律事務職)として3年間勤務しました。法律事務所に在籍中に行政書士登録をしましたが、パラリーガルとしての仕事が多忙であったため、行政書士としての活動はほとんどできませんでした。勤務先の法律事務所は交通事故が専門で、毎年数百件もの交通事故案件に携わらせていただきました。3年という短い期間ではありましたが、一般事務から裁判資料の作成まで幅広く様々な経験を積むことができました。
平成26年に同じく行政書士である相手との結婚を機に退職することになり、夫婦で現在の行政書士事務所を開業しました。今はそれぞれがそれぞれの事務所の代表という2枚看板のスタイルをとっています。
お客様とのやりとりで大切にしていることは何ですか?
「プロ意識」です。これは、全ての職業人に通ずることだと思います。
私自身、様々な職業の方と出会いますが、「プロ意識」が高い方にいつも惹かれます。飲食店やホテルでプロ意識の高いサービスを受けると相当の対価を支払っても構わないな、という気持ちにさせられますし、日常でもスーパーや役所の窓口で当たり前のことがきちんと丁寧にできるスタッフの方の仕事を見るのは気持ちの良いものです。同業の先生方のプロ意識の高い仕事ぶりを目の当たりにすると、感銘や刺激を受けます。常に、自分はプロであるかを自問自答しながら仕事をしています。
行政書士は、本来お客様自身ができる手続き(申請書類の作成・提出)を代わりに行うことが主な仕事です。お客様が自分でもできる手続きを、報酬を支払ってまでも行政書士に頼むのは、行政書士がその手続きのプロだから、自分で行うよりも「より楽で、より早く、より確実で、より安心である」と思ってくださっているからだと思います。そのお気持ちにお応えするためにも、常日頃からお客様の負担をできるだけ減らし、迅速かつ確実に、そして安心してご依頼いただけるよう丁寧に仕事をすることを意識しています。また、プロとしてお客様の利益を最優先に考え、より良いサービス、アドバイスを提供していきたいと思っています。
ほかにも行政書士として心がけていることは何ですか?
「お客様の一番身近な相談窓口」という存在になることです。
専門性の高い業務を行うためにはやみくもに業務範囲を広げないということも大事だと思います。しかし、お客様には様々なお悩み・事情がある方がいらっしゃいます。せっかくご相談していただいたのに、「専門外なので他にあたってください。」とはできるだけ言いたくありません。「“どこに相談したらいいかわからない”お悩みは当事務所へご相談ください」が私たち事務所のスローガンです。
そのために、日頃から、同業者だけでなく弁護士、司法書士、税理士、社会保険労務士、土地家屋調査士といった他士業の先生方と連携するなどして、各分野の専門家のネットワークを構築していくことを心がけています。また、助成金・補助金など事業主のお客様の関心が高いと思われる情報について常にアンテナをはり、積極的に情報収集しては提供する、ということも心がけています。
休日はどのようにすごしていますか?
私には、こどもが2人いるのですが、こどもが出来てからは、どんなに忙しくても季節を感じる暮らしをすることを心がけています。時間があれば少し遠出してドライブや温泉を楽しみつつその時々の季節を満喫するようにしています。
最近は、もっぱら季節の「旬」を食べることが楽しみで・・・(笑)。
こどもがまだ小さいので、水族館や動物園に行くことも多いですが、自宅でまったり過ごすのも好きです。
私たちの町は田舎なので、自然がいっぱいな環境で、地域の催し事も目白押し。家でのんびり過ごしつつ、ふらっと近場に出かけてはお花見、川遊び、どんぐり拾い、フルーツ狩り、お祭りなどを楽しむことも多いです。
平日はなかなかこども達とゆっくり過ごすことができないので、休日くらいは密な時間を過ごしていきたいと思っています。
福岡県エリアについて、どのような印象をお持ちですか?
福岡はまさに、九州の玄関口。朝鮮半島や大陸に近く、貿易港を有することから、「アジアの玄関口」とも呼ばれています。そして、佐賀は、福岡県に挟まれた鳥栖JCTを擁する交通の要衛。この鳥栖JCTが、九州を南北に縦断する九州自動車道と、東西に横断する長崎自動車道・大分自動車道をつないでいます。
港、高速、空港、新幹線のいずれも有する福岡、佐賀が九州の交通ネットワークや物流の重要な結節点となっており、港や高速のIC付近を車で走っていると、物流施設や運送事業者が本当に多いな、という印象をもちます。
このように福岡、佐賀は、交通の利便性大で九州の産業・物流の核となるエリアである一方、中心部から少し離れると自然豊かな場所がたくさんあり、利便性と自然とのバランスがとてもよい地域だと思っています。まだまだ広い土地も残っているので、これからの発展も大いに期待できると思います。
今後の展望を教えてください。
交通事故専門という仕事柄、様々な交通事故案件をみてきました。私個人としては、トラックのドライバーの方は、運転技術が高く優しい運転をする方が多い(道を譲っていただくことが多い)と感じているのですが、一つ間違えるとトラックの事故は重大事故につながりやすく、被害者もドライバーも運送会社も多くのものを失うことになりかねません。また、長距離を移動するトラックは、事故の被害に遭うことも少なくありません。
今後は、運送事業者様を労務管理、法令遵守対策、事故防止対策などの面からサポートし、不幸な事故、不幸な当事者をなくすことに尽力していきたいです。
社会にとってもドライバーその他の従業員の方にとっても魅力と信頼のある運送会社を作るお手伝いができたら幸せです。それこそ運送会社、ドライバー、社会の三者がWIN&WIN&WINの関係ができたらいいですね。
これからも運送業に関する許認可手続きから、自動車登録に関すること、交通事故に関することまで一貫してお任せいただける「運輸・交通のスペシャリスト」として成長していきたいです。
行政書士‘sファイルの読者に向けて、ひと言メッセージをお願いします。
弁護士を目指していた私が言うのも変なのですが、私は、人前に出たり、誰かとぶつかって交渉をしたりすることは正直得意ではありません(笑)。しかし、地道な作業を続ける忍耐力、ここぞという時の根性は持ち合わせていると自負しています。
幸い、トラサポには専門性と意識が高い先生方が集まっています。その先生方の中で業務研鑽をさせていただくことでより専門的な知識や行政書士としてのスキル、時には役所等と渡り合うような強さと交渉力を身につけていきたいです。
ぜひ、「縁の下の力持ち」として皆様をサポートさせていただければと思います。
今日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました。