トラックを買取に出す際は、まず「どのくらいで売れるのか」を把握しておくことが大切です。
相場を知らないまま売却してしまうと、本来よりも低い金額で買い取られてしまい、結果的に損をする可能性があります。そのため、事前におおよその買取相場を知っておきましょう。
ただし、トラックの買取価格は一律ではありません。
メーカーや車種、これまでの稼働状況(走行距離や使用頻度)、メンテナンスの状態、さらには市場の動向など、さまざまな要因によって価格は変動します。
そのため、相場通りの金額にならないケースも珍しくなく、あくまで目安として考えるのが現実的です。
最近では、WEB上で完結する無料の簡易買取診断サービスを行っている買取業者もあります。
実際に売却する前の参考として、一度チェックしておくとよいでしょう。
買取相場は、車両の状態や市場状況によって変動します。
まずは、あなたのトラックの状態に合った買取相場を把握しましょう。
トラック買取専門業者の中には、無料で査定を行っているところもあります。複数社に依頼して、どのくらいの価格差があるのかを確認することが大切です。
最新のトラック買取相場の事情
近年、トラックの買取相場は全体的に上昇傾向にあります。その背景には、一般的なインフレの影響に加えて、トラック特有の市場環境などがあります。
特にトラックは海外へ輸出されるケースが多く、円安が進んでいる現在は、海外バイヤーにとって日本の中古トラックを仕入れやすい状況です。この円安を追い風に、買取価格が押し上げられています。
また、日本車は耐久性が高く壊れにくいという評価が定着しています。
なかでも軽トラックや小型トラックは、発展途上国を中心に高い人気があります。悪路でも走行しやすく、修理しながら長く使える点が現場で評価されています。
こうした市場環境から、現在はトラックを売却するには比較的良い相場といえる状況です。
使っていないトラックを整理したり、資金繰り改善を目的として早めに査定へ出す事業者も増えています。
「今は使っていない」「近いうちに買い替えを検討している」という場合は、相場が高いうちに一度査定を受けてみるのがいいでしょう。
サイズや種類別に見るトラック買取相場
トラックのサイズや種類別に買取相場を見ていきましょう。
| サイズ・種類 | 買取相場 |
|---|---|
| 2tトラック | 50万円〜150万円 |
| 4tトラック | 50万円〜300万円 |
| 2tダンプ | 50万円〜150万円 |
| 軽トラック | 10万円〜100万円 |
なお、実際の買取額は車体の状態や走行距離、稼働状況、市場の動向などさまざまな要因によって大きく変わります。記載している金額はあくまで目安として参考にしてください。
2tトラックの買取相場
2tトラックは、いわゆる小型トラックに分類されます。
新車価格はおおよそ300万円台が一般的です。需要の高いサイズであることからリセールバリューも比較的高いのが特徴です。
車両の状態や年式にもよりますが、2tトラック買取相場の目安としては50万円〜150万円程度を想定しておくとよいでしょう。
参考として、トラック王国社の2t・3tトラックの買取実績としては下記のものがあります。
- 三菱ふそう小型キャンター:149万円
- いすゞ小型エルフ冷凍車:142万円
4tトラックの買取相場
4tトラックは、一般的に中型トラックに分類されます。
配送や建設現場など、さまざまな場面で活躍する汎用性の高いトラックです。
新車価格や車両サイズの関係から、2tトラックよりも高値で取引されています。4tトラック買取相場の目安としては、50万円〜300万円程度をイメージしておくとよいでしょう。
なお、トラック王国社では、下記のような価格帯での買取実績があります。
- いすゞ中型フォワード冷凍冷蔵車:138万円
- いすゞ中型フォワードアルミウイング:204万円
2t・3tダンプの買取相場
トラックの種類の中でも、ダンプは需要の高い車両です。
街中や工事現場などでよく見かけることからも分かるように、安定した需要があります。
特に小型ダンプは年間を通して需要があります。買取価格も比較的安定しやすいのが特徴です。
2t・3tダンプ買取相場の目安としては、50万円〜150万円程度を想定しておくとよいでしょう。
なお、実際の買取実績は下記のようになっています。
- 日産小型アトラスダンプ:216万円
- マツダ小型タイタンダンプ:264万円
軽トラックの買取相場
軽トラックは軽自動車規格のため、普通車の買取業者でも対応しています。
また、トラック専門の買取業者でも問題なく買い取ってもらえることが多く、売却先の選択肢が広い点もメリット。
業者を選ばず売りやすいことから、軽トラックは比較的スムーズに売却しやすい車両です。
軽トラック買取相場の目安としては、10万円〜100万円程度をイメージしておくとよいでしょう。
トラックの買取相場の決まり方
トラックの買取相場は、さまざまな要因が重なって決まります。
あらかじめ基本的な考え方を知っておきましょう。提示された査定額が妥当かどうか判断しやすくなり、買取業者の説明も理解しやすくなるでしょう。
買取相場は、車両の状態や市場状況によって変動します。
まずは、あなたのトラックの状態に合った買取相場を把握しましょう。
トラック買取専門業者の中には、無料で査定を行っているところもあります。複数社に依頼して、どのくらいの価格差があるのかを確認することが大切です。
メーカー・車種
トラックの買取相場は、メーカーや車種によって大きく左右されます。
特に、海外で再利用されやすく、耐久性に定評のあるトラックは需要が高い傾向がありますそのため、買取価格も比較的高くなります。
人気のメーカー・車種は、中古市場でも安定した需要があるため、リセールバリューが高いのが特徴です。
将来の売却を見据えて車両を選んだり、相場が高いうちに買い替えのタイミングを調整したりする事業者も少なくありません。
サイズ・種類
トラックには、需要の高いサイズや種類があります。需要が高まる時期には買取価格も上がりやすくなります。
国内での再販市場では、2tトラックが特に人気であり、安定した買取相場が期待できます。
一方で近年は、海外需要の高まりにより軽トラックも高値で買い取られやすい傾向にあります。
走行距離や稼働状況
基本的に、走行距離が短いほど買取相場は高くなりやすい傾向にあります。
ただしトラックの場合は、普通車と違い、走行距離だけでなくどのような使われ方をしてきたかも重要な査定ポイントです。
過積載や長時間稼働など、酷使されているトラックは評価が下がりやすくなります。
一方で、定期的に整備され、丁寧に使われていた車両であれば、走行距離が多くても評価されるケースがあります。
また、タイヤの状態も査定に影響します。しかし専門的な判断が必要なため、自己判断が難しい部分でもあります。
気になる場合は、買取業者に査定時に確認するとよいでしょう。
経済状況
トラックの買取相場は、経済状況の影響も受けます。
特に円安の時期は、海外から見て日本の中古トラックが割安になります。需要が高まりやすく、買取価格が上がる傾向があります。
ただし、経済状況や需要の変化は頻繁に起こるものではないため、相場だけを見て買取時期を細かく調整するのは難しいのが実情です。
基本的には、使わなくなったタイミングで査定に出し、相場を確認するという考え方が現実的でしょう。
所有しているトラックの買取相場の調べ方
所有しているトラックのメーカーや走行距離など、具体的な条件をもとに買取相場を調べる方法は、大きく分けて2つあります。
同業者に買取相場を聞く
近くに同業の事業者がいる場合は、実際に買取相場を聞いてみるのもいいでしょう。
トラック関連の事業者であれば、これまでに売却や買い替えを経験しているケースも多く、ある程度の相場感を把握していることでしょう。
また、懇意にしている信頼できる買取業者を紹介してもらえる可能性もあります。
紹介経由の場合、広告費などがかからない分、状況によっては比較的良心的な価格で買い取ってもらえるケースも考えられます。
まずは身近な同業者に相談してみることで、相場を知ることができるでしょう。
複数の買取業者に見積もりを出す
なるべく相場通りの価格で買い取ってもらうためには、複数の買取業者に見積もりを依頼してみましょう。
大手で信頼性のある買取業者であれば、公正な基準に基づいて査定が行われるため、基本的には相場に近い金額が提示されます。
ただし、買取業者ごとに得意とする車種や販売ルートは異なります。
中には独自の販路を持っているため、相場よりもやや高い金額で買い取れるケースもあります。
複数社に見積もりを出して比較することで、より納得のいく条件で売却しやすくなります。
手間はかかりますが、複数の業者を比較することで安心して買取を進められます。
買取相場で買い取ってもらうコツ
トラックを買取に出す際に、相場通りの価格で買い取ってもらうために知っておきたいポイントやコツをご紹介します。
相場が下がる前に早めに査定に出す
トラックの買取価格は、経過年数に応じて少しずつ下がっていきます。急激に価値が落ちることは少ないものの、年式が古くなるほど評価は下がってしまうのが一般的です。
そのため、今後活用する予定のないトラックであれば、できるだけ早めに査定に出しておきましょう。
多くの買取業者では査定を無料で行っているため、気軽に相場を確認できます。
まずは査定を受けて現在の買取相場を把握し、その金額を見たうえで、実際に売却するかどうかを検討するとよいでしょう。
市場の状況は時期によって変動します。早めに動いておくことで、買取だけでなく他の資金調達方法も含めた判断材料を用意することができます。
査定前には車体や車内をクリーニングする
査定前のクリーニングは、「高く評価してもらう」ためというよりも、不要な減額を防ぐために行うことが目的です。
シートやハンドル周りを拭いたり、ゴミを取り除いたりするだけでも印象は大きく変わります。
特に注意したいのが車内のにおいです。喫煙臭や油汚れのにおいなどは、自分では気づきにくいものの、査定ではマイナス評価につながることがあります。
外装や内装を業者に依頼して本格的に清掃する方もいますが、費用をかけたからといって査定額が大きく上がるケースは多くありません。
よほど汚れがひどい場合を除き、無理のない範囲で簡単にクリーニングするだけで十分でしょう。
なお、外装の多少のキズや使用感は、査定に大きく影響しないことが多いです。無理に修理する必要はありません。余計な費用をかけずに現状のまま査定に出すのが現実的です。
実績が豊富な大手の買取業者に依頼する
トラックの買取業者は数多くありますが、安心して任せたい場合は大手の買取業者を選ぶのがおすすめです。
大手の場合、査定マニュアルや買取基準があらかじめ明確に定められていることが多く、担当者個人の判断に左右されにくい、公正で安定した買取が期待できます。
一方で、近年は車業界における不正が話題になることもあり、大手であっても業者選びには慎重さも必要です。
公式サイトの情報だけで判断するのではなく、実際に利用した人の口コミや評判にも目を通しながら、信頼できる業者を選ぶとよいでしょう。

