• 行政書士File:鈴木 亜紀子

行政書士File:鈴木 亜紀子

岐阜県担当行政書士鈴木亜紀子
  • 行政書士File No.004
  • 鈴木 亜紀子
  • 愛知県 / 岐阜県

まずは所長のご経歴と開業の経緯を教えてください。

生まれは名古屋。岐阜県の多治見市というところで育ちました。
高校まで岐阜県多治見市で過ごし、大学進学と共に上京。早稲田大学の応援部でトランペットを吹いていました。運動はいっさいできませんが、心は体育会系です。
大学卒業後は都市銀行に入行し、東京都内に配属されました。総合職だったのでここでも鍛えられました。
結婚相手が四国にいたので、銀行を辞めて四国に行きました。そこでは、高松市役所に嘱託職員としてお勤めしました。
子どもを授かり、退職。行政書士資格は子育て中に取りました。行政書士が何をする職業かも知りませんでしたが、幼子を抱える専業主婦の身でしたので、お金の面でも時間の面でも、「国家資格の中では簡単にとれるらしい」との理由で行政書士を選びました。
その後、夫の転勤について再び東京へ。1年ほど東京で暮らしました。
娘が3歳のときに離婚。故郷の岐阜県に戻りました。専業主婦から娘を養う立場となり、「行政書士で食っていくなんてムリだ」と(親も含め)何人もの人に言われましたが、「できるかできないかは、私が決める!」と行政書士でやっていくことを決意。地元多治見市で行政書士事務所を構えました。

お客様とのやりとりで大切にしていることは何ですか?

「倫理とリアル」です。専門家として高い倫理観を持って業務に励むことが、最終的にはお客様のためになります。ダメなものはダメとはっきり申し上げます。しかし、教科書通り、役所が求める通りの、何の課題もない運送業許可など、なかなかありません。役所とお客様の現実の間には何らかの開きがあるものです。そこで杓子定規に見ていては、事業をしているお客様にとっては、現実性に欠ける話となってしまいがちです。その役所と現実との差に対する調整のうまさこそが、我々行政書士の力量であると言えるでしょう。倫理観は高く、かつ、お客様の現実に沿った戦略を考え、お話をすること、それを心がけています。
あとは、当たり前ですが、「お客様に手間と時間をかけさせないこと」と「簡単な言葉で伝えること」も大切にしています。

ほかにも行政書士として心がけていることは何ですか?

私は、離婚をするとき、娘の1番近くにいる大人として「恰好いい背中を見せる」「人生は楽しいと思わせる」と決めました。
そのため、行政書士業以外のことにも多く取り組んできました。すると、いつの間にか、地域社会の中でいくつもの役割を持つことになり、娘だけでなく、もっと多くの人の人生に関わるようになっていました。たくさんの人に応援されてここまできたので、娘と自分のためだけに生きるステージはいつの間にか終わって、もっと多くのものを視野に入れるステージに来ているのだと思います。
「行政書士」にとらわれず、一人の人間として多くのことを見て、考えて、経験すること。それが私というの人間の幅や深みとなり、お客様にとって「鈴木亜紀子と付き合っていること」が価値となる程になればいいなと思っています。

休日はどのようにすごしていますか?

温泉が大好きです。平日の休みは近場の温泉で1人ゆっくり、お風呂の他に、サウナや岩盤浴も楽しみます。

我が家は、娘と私の2人暮らしです。弊所は土曜が営業日で、日曜は娘とちょっと遠くの温泉に行きます。岐阜県には多くの温泉があります。長野県の方まで足を伸ばすことも。

行った先でカフェに行ったり、お蕎麦を食べたり。私の「至福のとき」は『お風呂と食べ物』です。

さすがに相手が子どもなので、「毎週温泉」というわけにもいかず、娘の興味に合せて、工作や科学、運動ができるところを探しては、お出かけしています。

家の中で過ごす日も、家の中だというのに二人で浴衣を着て「お祭りごっこ」をしたり(相手は娘1人ですが、夏祭りのチラシをパソコンで作成して娘に配るところからスタートです)、プラレールで「回転ずしごっこ」をしたり(本物の回転ずしより速いので取るのが大変です)と、娘との生活を楽しんでいます。
方々の団体での役割や青年会議所活動など、すべての休日を娘のためだけに使えるわけではありませんが、私が18歳で家を出たことを考えると、娘がそばにいてくれる間に、なるべく多く楽しませたいと思っています。

岐阜県・愛知県エリアについて、どのような印象をお持ちですか?

都心部ほど土地に関して困難がない点が良いです。土地はいろいろな法律でしばられており、運送業の営業所として利用できる土地、そうでない土地があります。都心部に比べれば規制が緩い地域が多いので楽です。逆に、土地が農地である、先代の名義のままであるということもあり、農地転用や相続からお手続きをしなければ借りられない・買えないということもありますが、その点のお手続きは慣れているので問題ないですね。
そして、田舎の良さは人情とでもいいましょうか。役所の人間との付き合いも良い雰囲気です。役所の担当はよく変わりますが、1回で私のことを覚えてくれます。(女性も30代も、行政書士業界で、ましてや運送業許可分野では大変珍しいですからね。)話しやすく、いろいろなお願いもしやすい印象ですね。

今後の展望を教えてください。

開業間もないころ、先輩行政書士が「霊きゅう車の許可を取りたいというご相談があったけれど、調べてみたら難しそうなので自分ではやりたくない。(どうせ開業したてで依頼がないのなら)やってみる?」と声をかけてくださったのがキッカケで、運送業許可の世界に足を踏み入れました。地域で運送業許可を得意とする行政書士が少ないようで、「もともと行政書士とは付き合いがあったのだけれど、その先生が運送業許可のことはあまりわからないようで。鈴木先生は経験があるとのことなので・・・」とその後もお声がけをいただくようになり、いつの間にか運送業許可が弊所の主要業務になっていきました。
これからは、お客様の事業を末永くサポートさせていただきたいです。「許可をとって終わり」ではなく、その後の運輸局への届出等のお手続きはもちろん、Gマークや監査などのサポートも業務として行っていきます。
また、業務地域を拡大します。開業当初は、娘がまだ保育園児で、遠方のご依頼はお受けしてこなかったのですが、娘も大きくたくましくなってきたので、ご依頼をお受けする範囲を広げます。

行政書士ファイルの読者に向けて、ひと言メッセージをお願いします。

「どの行政書士に依頼しても一緒」ではありません。他の行政書士とお付き合いのあったお客様が、弊所にご依頼いただいた後「前の先生と違う」「前の先生はこんなこと教えてくれなかった」「もっと早くに出会いたかった」と言ってくださいます。
御社のためになる専門家、良い情報を持ってくる専門家をお選びください。

今日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました。