法令試験の日にどうしても外せない用事ができたらどうすればいいか

公開日:2018年2月19日 / 更新日:2019年2月12日

これ、普通に思い浮かぶ疑問ですよね。
2か月に一度の法令試験、絶対に受かりたいですよね。
しかし、「絶対に外せない商談が入ってしまった」「インフルエンザにかかり40度の熱が出た」などなど、すべて運輸局は「不合格」とします。
このあたりがさすが役所!という感じで民間の感覚がない杓子定規ですがしょうがありません。
運輸局からすれば
「どんな理由があろうとも法令試験よりそちらを優先したんでしょ?」
ということです。

運行管理者試験などは「それ自体」が目的だから受験できないこと自体で不利益を被るのはわかりますが、運行管理者試験は日曜日です。

役員法令試験は「一般貨物自動車運送事業許可」の取得に付随する試験ですからね。

また、普通に仕事しているのだから平日午後に急な断れない用事があっても全然おかしくありません。その外せない商談で1000万の仕事が決まるか決まらないというときに、法令試験を受けるか受けないかと天秤にかけさせるのはどうかと思いませんか?

それで許可までの期間が延びるというのははなはだおかしい話です。

普通であれば翌週に再試験など救済措置があってしかるべきです。

こういうところはなにかしらで変えていかないといけないのでしょうね。

今までまだないですけど、もし自分の親や妻、子が亡くなっても同じこと言うのですかね・・・?」

一度目を欠席すると、二回目が1回目試験になるのではなく、欠席した回は「不合格」になります。従ってその翌々月の法令試験で不合格となれば二回不合格で取り下げの流れとなります。

大体の運輸局は「申請日を含む月の翌々月」が試験日となります。

新規許可申請等をしたら必ず試験予定日を聞いておくのが良いです。

ただ、あくまで予定で変更となる場合もあるので、結局は運輸局からの案内文を確実な情報として取り扱うようにしてください。